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(4)システム構成概要
地上システムは、BlS,ES、バックボーンBIS、網管理、VDL無線機器。
機上システムは、ATS装置のES,BIS、網管理、VDL無線機器。
現在は、これらの機器が揃っていないために、現存のシステムを利用しながら検証している。
(5)進捗状況。要件の設定も含め、ドキュメンテーションが重要と考えている。
フェーズ1:1996年2月〜1998年6月
運用可能で、証明された地上・機上システムの納入・設置
フェーズ2:1998年7月〜1999年12月
フライトテスト及びデモンストレーション活動。
既製品のハードウエア・ソフトウエアの利用についての質問があったが、現在のところその計画をもっていないとの回答であった。しかし、これらは、バリデーション及び耐空性証明基準検討の段階で判明するものと考えているとのことであった。
又、FAAとEUROCONTROLとの協調関係については、現在、競合関係にあるとの回答であった。
3.1.2.3.5 ADS EUROPE(Ms.Martine Blaize,DGAC/STNA,Toulouse)
欧州に於けるADSトライアルの概況報告
(1)システム構成

234-1.gif

(2)結果(UKを経由した通信の測定結果、往復の時間:秒)

234-2.gif

3.1.1.2.3.6 CNS/ATMRecording(Mr.JohnVincent,UK/CAA)
EUROCAE WG−50に於いて検討されている、安全性と投資との調和に関連し5W1Hを明確にするためにCN/ATM関連の記録が必要と考えられている。
(1)どうして必要か
a.真の問題点を解決するため
b.コックピットボイスがデータに置き換えられる
c.データリンクの障害診断が困難と考えられる
d.障害後の信頼性回復

 

 

 

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